2010年5月
余白
- 2010年5月21日 19:38
- 手拭
5月に入ってから 急に暑くなってきて
冬 ⇒ 夏 って感じですね。
っと 思ったら、凄い雨降るし。
春と秋がなくなってしまうんではないかって 勝手に感じてます。
暑いので 嫁さんがアイスコーヒーを作ってました。
普通のアイスコーヒーが...... 脳天に ガッツン とくる 。。。
ある ある とは聞いてましたが
砂糖と塩を見間違えてIN。
こういうのが5月病というやつですか?
もしくは 昼ドラ的なチクリか?w
世の中 視覚だけに頼るとオカシナ事になりますね
って サザエさん級の出来事を枕に...
今回は 先月 注文いただいて 製作した 手拭いの事を
長唄三味線奏者 杵屋勝哉氏が
長唄協会より長年功労賞を受賞されるということで、
受賞演奏会にあわせて、記念手拭いをつくらさせていただきました。
僕自身演奏のことや音楽のいろはなど まったく心得はありませんが、
記念手拭いの制作の打ち合わせ時に 勝哉先生とお話した際
見えない物事、空間をいかに楽しむか&感じるか
というイメージを強くもらって 先生の描かれた書を レイアウトして染めました
充分な余白を背景に 書を引き立たせ 生地も生きる。
手拭いの生地としては織りが珍しく 書とのバランスが僕も好きです。
先生が気に入ってらしたのが、何より僕は嬉しかったです∞
音も、心も、四季も 見えないから大切で美しい
オリジナル手拭い製作を検討してみえましたら、
是非 美濃染元 福田屋にご用命ください
美濃染元 福田屋 晃一朗
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なにかのタイミングのサイン
- 2010年5月21日 01:02
- 日常
みなさんは 見慣れた空間が ある日突然 異空間になる体験ってありますか??
前回のブログで書いた 大垣まつりの翌日 5月10日
いつもはこんな感じの座敷でした ↓↓
そしてアフタ~~ ↓↓
えっ!?
ど~いう事!?って感じられた方
正しいですw
んでもって ↓↓
ネタではありませんw
実は 大垣まつりの大黒車山のお頭なんです。
文字ではさっぱりワカラナイと思うので、こちらです ↓↓
この大黒天の頭の部分が取り外せまして、
それが我が家においでになったんです!
ほんで なぜに??
さっきの大黒天が乗っている 大黒車山 は3町内の持ち回りで管理、運行をしています
ので 3年に一度 我が家が在る竹島町が担当になるわけです。
そして 来年が その担当年なので 来年の大垣まつりの日まで
担当町内のどこかの家にてお頭をお預かりするきまりになっているんです。
っで 我が家に
いらっしゃいませ
では済みません。
固有の宗教を重んじるタイプではありませんが、
さすがに 感じるものがあります。
責任・ありがたさ・何とも言い難い感覚
色んなおもいがこの空間を創っています。
そして後日・・・
八幡神社の神主さんと担当3町内の方達をお招きし祝詞をあげました。
どこか 昭和の映像でも観ているような感覚になりました。
我が家の在る 大垣という街は
とうに街の活気は失せ、いわゆる 地方の高齢化の進んでいるところです
でも 一部ではありますが、
このような風習が今でも伝えられ 厳かに遂行されています。
都会にお住まいの人達は IT'S SO CRAZY~~
と 思われるかもしれませんが
僕は 対象事がなんであれ、人の想いが集まって
共に一事を行う・伝える・感じ合う
大事な事だと想います
そして
みなさんの想いである
大黒さんのお頭を通して感じる 氣 を
僕は 染物屋 というツールを使って
発信していきたいと感じています。
突然なった 異空間を家族一同責任をもって管理して
感謝の念を いろんなカタチで世の中に発信していきます。
長っ!!
美濃染元 福田屋の近くを通りかかった方 冗談抜きに気軽に大黒さん参りに来て下さい!
そうすることで 大黒さんも この表情をキープしてると想っていますw
ぜひっ!!
美濃染元 福田屋 晃一朗
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初夏の訪れ ~ 大垣まつり~
- 2010年5月16日 00:58
- 日常
ど~も~ ご無沙汰しておりました!
このブログでは初めてですが、今回は我が地元 大垣市 の年に一度の大イベント
大垣まつり を紹介します
正保5年(1648)大垣城下町の総氏神であった八幡神社が大垣藩主戸田氏鉄公により再建整備されたおり、10か町が10両のやまを造って曳回したのが始まりです。
って よくワカラヘン説明はこれくらいに して 画で 紹介 します ↓↓
毎年 5月の第2土日 2日間にわたって、まつりが行われ
普段の街が なんとも言えない空間に成ります
みなさん よ~く見てください!
街の小道におかしな物体っ!!
O.K. ズームします ↓↓
車山(やま) という お神輿の車輪付き版 !?
みたいなのが 全部で11両あって 江戸時代の城下町(10ヶ町)を2日間曳き廻します
その距離 2日で約20km弱っ!!
白昼堂々 道路を封鎖してもらって
朝から晩まで曳き廻します
この車山が 僕の町内が担当している
『榊車山』
榊車山を引いてもらっている タフメン達はほぼみなさん10年戦士以上のベテランです
かなりの炎天下の中 わぁ~っと2日間で20km respectの一言す。
普段は閑散としがちなこの街に ひと ヒト 人っ!!
ちらっとみえてる 露店も約600店あり 東海地方随一らしいです
陽が落ち 各車山に提灯 の火が灯って
一段と祭りの雰囲気を醸しだしていきます
大勢の観覧者の中 氏神である八幡神社へ奉芸
祭り囃子の音と共に車山をぐるぐるっと回転させて 祭りの最高潮を迎えます!
去年の映像ですが、知り合いのカメラマンさんに うちの町内目線の祭り風景を撮ってもらいました。
ぜひ ぜひ 見てみて 僕を発見してみてくださいw
↓ ↓
http://www.youtube.com/watch?v=1hWy9lDFVUE
子供の頃から見慣れた景色ですが、
本来の祭りに携わっている人々も
雰囲気を楽しみに来る人々も
テキヤを楽しみに来る人達も
全部ひっくるめて 良い空間を共有して創りあげていると想うと
なんかお祭りの深い部分 意味合いを垣間見れた氣に成りました。
また 染物屋として 神社幟をはじめ、玄関幕、ハッピ、浴衣、幟、手拭い、車山の幕など
祭りのしつらえに携われる仕事ができて ほんとありがたく思っています。
祭り男の熱氣にさそわれて 初夏が顔をだし
また今年も 大垣が豊かな氣で包まれていることを実感します∞
感謝
美濃染元 福田屋 晃一朗
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